またまた、お話の続き。
足揉みを続けるうち、生活も変化したのは前回もお話しました。
後は追い込んでしまっていた心のケアです。
私は手術以降素晴らしい人たちとの出会いがありました。
オハナのスタッフたちはもちろんのこと、
訪問看護で関わった御老人の方々でした。
ある100歳になるおばあちゃんは
いつも私を温かく迎えてくれ、
子供の話をすると
「考え過ぎないとポンポン出来るわ〜」
とあっけらかんとお話して下さいました。
ある90歳のスペイン人のシスターは
「体を大事に〜、旦那さんとは仲良く〜、
大丈夫です。子供はやってきます。私も祈ります。」
と会う度にハグとキスと共に言われました。
今思えば、
この言葉が素直に入ってきたのは
体質改善をするために足モミを頑張ってからでした。
それまではこんなに温かく素晴らしい言葉を素直に受け止められず、
ありがたい反面
心のどこかで「でも」とか「私なんて」とかいう
ネガティブな気持ちで聞いていたような気がします。
そんなママには赤ちゃんなんて降りては来てくれません。
このままではいけないと思い、
自分の分野であるアロマを活用しないでどうする!
ってことで足モミに加え
毎日のケアに取り入れることにしました。
そこで選んだのは
子宮強壮作用のあるローズオイルです。
そしてなにより
ローズは幸せな気持ちにしてくれるのです。
毎日入浴後に無香料のボディクリームにローズオイルを混ぜ
仙骨と恥骨周りに塗布しました。
ローズの香りがいつもベットの中に立ち込め、
幸せな気分とよく眠れるようにもなりました。
それは隣で寝ている旦那さまにも届いていたようです。
そして大好きなロミロミです。
まな弟子ちゃんに月に一回
その時にピンときたオイルでマッサージしてもらいました。
人の温かい手で身体の隅々までほぐされていく感じが
固まっていた心も解きほぐされていくのがわかりました。
毎回施術が終わる度、一皮向けたような感覚に見舞われました。
そのたび、OHANAって素晴らしいと自画自賛でした。
二ヶ月も経った頃、
あんなに
「赤ちゃんを授かれないかも…」
と不安に思ってた気持ちが
スゥ〜と和らいでいったのです。
そして私の基礎体温が正常に値を示し出しました。
三月のことでした。