前回の続きです。
中絶処置を受けた四日後、
夜中に右のお腹がしくしく痛む…。
検査の結果、
やはり右の卵管に卵らしい物体が確認。
「たぶん、近いうちに手術になると思います」
Drから説明を受けました。
次の日の朝、再度検査をし
卵管切除術を受けることになりました。
「右の卵管をとる手術をします。今後の妊娠は50パーセントになります。ただ妊娠は出来るので大丈夫ですよ。」
との説明。
旦那さんはあきらめきれない様子で
何度も医師になんとかならないかと訴えてました。
五月五日のことでした。
手術が終わり、
本当に赤ちゃんとサヨナラしたことを実感し
麻酔でぼんやりしながら涙が出ました。
落ち込んでいた時
旦那さんが
「お前さえ元気でいてくれればそれでいいよ」
と言ってくれ、
なにか救われたような気がしました。
何かの本で読んだことがあります。
早くこの世を去る子はとても位の高い子で
なにかを私たちに教えてくれる子なんだと…。
この事があり夫婦の絆は強くなりました。
自分はいろんな人に助けられて生きてる、感謝の心をはっきりと認識しました。
そして、人により優しく 出来るようになりました。
今までのいろんなことを反省出来たような気がします。
私たちの最初のベビーちゃんは
いろいろなことを教えてくれました。
そして、私は再度ベビーちゃんを迎えるため
妊娠しやすい身体を作るための努力を始めることになったのです。
続きはまた次回…。
長々読んで頂きありがとうございました。