足もみ(足ツボ)・メノウフェイシャル・ロミロミで身体と心を癒す根本治療

お見舞い

私は病院にお見舞いに行く時はいつも

お見舞いの品も、話すことも決まっている。

どんな病気やケガで入院されていても、お見舞いの品や、話す内容に困ったことがない。

病名や、ケガの状態でお見舞いの品物を選ぶのもいい。

立場に立って喜ぶものを考えたりするのもそれも親切だとも思う。

でも、私は気が利かない(笑。

お金や花しか思いつかない。

よくお金は腐らないとか。。。聞きますが、病気になったら(病人になったら)お金をもらったら困らないという言葉より、「いくらでも払うから元気になりたい。治したい」という言葉の方が私はよく耳にします。

 

提案してあげること。

一番喜ばれた。

「お前だけだよ。大丈夫とか心配してもらったり、沢山のプレゼントをもらった。それも嬉しい。でも、こうして方法を持ってきてくれたのはお前だけだよ。自分でできる治療としての提案を持ってきてくれたことが最大に嬉しい」と言われた。それ以来、馬鹿の一つ覚えさぁ。

 

入院をしたら、時間はある。寝ていても、起きていてもしんどいから入院している。そこで、いつでも自分でできて、始められるこの足もみを私はお見舞いとして勝手に届けている。

 

私はお見舞いにいったら決まってこうだ。

 

お見舞いにいく3点セット。

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(写真棒、クリーム、本)

 

 

本1500円

棒420円

クリーム1680円

合計3600円

この値段。安く感じますか?

可能性が見えない足もみ。奇跡の金額にもなれば3600円が高価にだって化ける。

この3点セットには可能性があるのだと…私は信じているんだ。

 

私はこんなに「世界一痛い足もみ」で少しだけRespectされたのに、

全然もんであげません(笑。

お見舞いにいった友達、親戚にも言われます。

「愛沙って足もむプロでしょ?普通もんでくれない?」

 

何故?

だって、私がもんであげて病気が克服してあげれることはないですもの。

私が週1回もんであげるより、

入院している人が、毎日もむ方が間違いなく克服力があるに決まっている。

勿論、どれだけの力でもむのか、痛くて仕方ないけど続けていいのか?という不安もある。だから1回だけOhanaでもまれてもらうのもいい。

Ohanaでの遠方からのリピーター率はゼロに等しい。

「4時間かけて来ました」

「1回でどれくらいの力でもむか、MAXの力だけ経験してもらって、あとは自分でやるんですよ!!4時間=往復8時間。だったらOhanaに来たと思って週に1回8時間もんで!8時間かけてOhanaに来て1時間もむより、8時間自分でもむ方が効果的!」

それがOhanaが提案したい自分で為せば成る健康法のやり方、考え方。

 

どれくらいの力でもめばいいの?

いつもこの質問があります。

足~膝まで(何なら太ももまで)まずは棒でもむこと。

棒で、自分が元気&健康になりたい分だけの自分なりの力で行ってください。

この力が正解!!という力はないです。(続けられることの方が目的です。)

 

痛さの加減は?

そう!自分がどうなりたいかです。

病気を克服したい、どうしても治したい。。。自ずとドエス(S)になるでしょうし。

痛いけど、痛さに耐えられない。。。今はそんなに生死を彷徨うわけでもないし、健康になれればなぁ~。ということであれば自分の心地良い痛さからになるでしょうしね。

 

いいんですよ。

まずは足もみを習慣に、そして足もみを好きになってもらいたいです。

痛いから、ゆるめスタートでも。

継続は力なりです。

ゆるめからスタートしても棒でもんで500CCのお白湯を飲んでもらっていけば体調の変化に気付いて、どんどん強く押すという選択をしていくと思います。

ですので、どれくらいの力?

痛いくらいではないです。

健康になりたい分だけの力と思いを込めて丁寧にもんでいってください。

自分で「足もみ力」を読んで頂いて、一番にこれくらいの力でもみたいとインスピレーションで感じた力でもみ始めてください。

 

毎日歯を磨くでしょ?

生活に組み込んでしまえば簡単なことだとおもっちゃってください。

 

だから、私はお見舞いに行ったら決まってこのように、私は自分で自分の足をもむ。そして話しをしながらもむ。話ししていても、手持ち無沙汰じゃん。もみながらでも同じ時間!

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私が自分でもんでいる内に入院している友達が「私ももんでみようかな?」ってなったら、私のお見舞いの品がここで登場する。お見舞いの品が喜びを出す(笑

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今までは手作りでプリントを持っていっていた。

でももむツボの名前、箇所、もみ方、1回で説明できなかった。

だから、私は読んだだけで「足もみしたくなる本」が作りたかった。

入院をしている人に自分でできる、病室でできることを提案したかった。

この思いを詰め込んだのが「足もみ力」です。

 

いつも思います。

病院のトイレって並んでないです。待ったことがないです。あんなに沢山の人がいるのに。

デパートとか、遊園地っていつも並びます。当然ですよね。健康な人が集まる場所ですもん。

病院の稼動率ってきっと遊園地並み。でもトイレはいつも空いている。病気だからなんだと思う。

足をもんで、お白湯を飲むことによってきっと遊園地に行ける身体を取り戻すことができる。それが足もみ力だと思っています。

 

この「足もみ力」は、まだ足りない部分もあるかもしれない。

でも本来ならば3ページでもよかったくらいです。

●足は棒でもむ

●左足からもむ

●基本ゾーンを初めと終わりにもむ

●もみ終わったら白湯を500CCのむ

●痛いところを足のツボ表で確認する

以上終了です。

 

難しいこともなければ(ただ棒でもむだけ)、場所も選ばない。お白湯だけ。

お金もかからない。

お金もかからないから、人に期待しない。お金がかかったら、払った分だけ期待してしまう。これがきっと人。お金がかからないけど、手間、暇がかかるのが足もみです。

入院している人には、オススメしたい。

 

 

ということで、お見舞いに今日いってきた彼女。

39歳で、看護師さん。ビールが大好きで永遠にビールを飲む仲。

いつも「さぁ、呑もうが!」合い言葉(笑。

そんな彼女。昨年7月に肩のしこりを見つけて病院にいきました。

胃癌、リンパ節に転移。その時点でステージ4。治療がなければ3ヶ月の余命宣告。ものが食べられなくなるのは1ヶ月。

7月に聞いた時、私は不思議と凹まなかった。

ショックもなかった。

一緒に足をもむことが私にはできることがあったからだと思う。

病気になった人には変わってあげれない。痛みさえ、苦しささえ分かってあげることはできない。よく言う掛ける言葉がない。そう思うでしょう。

私には、彼女にたくさん言うことがあった。

「死んでたまるか!」

「泣くなよ。泣く前に何かやろうよ。」

「抗がん剤も、放射線も、やろうよ。抗がん剤も放射線もやってもらうこと。だったら、自分の手でやることを見つけよう!」

「私も足もみやる。一緒にやろう」

「ただ死ぬのを待つか何かにかけるか?何か自分の手でやることがあった方がいいんじゃない?」

「私なら奇跡にかける」

もっともっと、彼女には声をかけた。

 

そしてすぐに病院にお見舞いにいった。

彼女はやはり看護師さん。病名を聞いただけで、彼女は症例を多々知っているためストーリーができていた。

私は病気の知識は専門でもないし、分からない。ただ分かっていることは、足の胃のツボがどうなってるか?ということと、足のツボは症状が出るのが早いということだけだ。

彼女は、奇跡を起こしたい。おこせると言った。

私は「思っていても、祈っても奇跡は起こせないと。金メダルもそうだ。練習あるのみ。努力あるのみ。そこから奇跡は起こせるのだと…」

言った。

彼女は病院治療の手助けとして「足もみ」を選んでくれた。

7月から彼女の足もみが始まった。

やはり痛さが半端なかったですね。

隣りでもんでいても、私の足を押す力と同じ力で彼女の足を押すと飛び上がるくらい痛い。

彼女は何度も言った「癌で身体も痛いのに、まだ痛いことをしなければいけないの?」と。本当にそうだ。私にも分かる。でも私は金メダルが欲しいタイプ。

そしてこの痛みが納得できる。「痛みは希望。痛いから癌なんだよ。これで痛くなくて癌だったら、やれることないじゃない?」そう思わない?

「痛さはなくなる。痛さがなくなるまで頑張ろう。痛くなくなったら足もみやめればいいからさぁ。痛くなくなって身体がどうなっているか、見てみない?」

なんて言いながら彼女との足もみが始まった。

 

どうだろうか?

足をもみ始めて3ヶ月たった頃、彼女は言ってくれた。

「足もみで病気が治るとかその期待よりも、毎日自分でやることがあったこと。そして足もみの黙々と単純作業をすることで、精神が落ち着いて、自分を癒すことができている。変なこと考えない自分がいたのよね。」

旦那様からも

「俺は手を握るだけじゃなかった。そして手より足の方が効果があるのならば、足をもむ。一緒にいることだけじゃなく、いつもやることがあったことに救われた」

 

こうして…足もみ大作戦は始まりました。

 

私のお見舞いはいつも同じ。

名付けて、押し売り足もみサービス。by自己中。

お見舞いの品は選びません。迷いません。

そしてもみません。隣りではいつももみます。

だってそうじゃない?

自分ができること、やれることって分かっていることが大切だと思う。

私が病気の彼女にできること。

私が元気になった、私の体験足もみを伝えることしかない。

私が彼女の旦那だったら、毎日一緒だからもんであげることができる。

私がもし足もみで結果を出せるのであれば、自分の足か、いつも生活を共にできる人のみ。

何度も書き綴っていますが、この足もみは自分が主治医であり、自分のお守りなのでしょう。

 

つづく。

 

 

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